まめしばミニチュアカーレポート
まめしば自動車研究所からのレポートです。画像をクリックすると拡大します。
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スバリスト SUBARIST
てんとうむし < かぶとむし

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IMPREZA WRC die-cast MTECH china 1:43

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Subaru 360 die-cast NOREV china 1:43

今や、三菱のランエヴォと並んで、ラリー色の濃いスバルですが、私がスバルと聞いて一番最初に思い出す車は、やはりスバル360です。子供の頃は特に選り好みなくミニカーを集めていた記憶があるのですが、大人になって一番最初に購入したのがトミーのスバル360とダイハツミゼット(オート3輪)でした。思えば、アレがミニカーコレクションの始まりだったのです・・・。

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Subaru 360 die-cast tomy japan 1:60

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DAIHATSU MIDGET die-cast tomy japan 1:50

私がまだ小学生の頃、社会科見学で富士重工の工場へ出かけたとき、工場の案内係が4WDのものすごさを強調していたことも心に残っています。あの頃、スバルの主力モデルのレオーネは、私にとって、とても「格好悪い車」で、その技術的な意味合いまで考えたことはありませんでした。時はスーパーカーブームの真っ只中だったのです。どちらかというと、その先代モデルのスバル1000の方がバランスよくデザインされている様な気がするのは私だけでしょうか。4WD=AWDについてはもちろん、私はスバルの自動車が国産で唯一のボクサーエンジンを搭載していることでも一目置いております。マツダのロータリーやスバルのボクサーは、国産車の希少価値を高める1つのスティタスにもなっていると思うのです。この4WD以外にも、これまでスバルは様ざまな革新的な技術を自動車の世界に送り込んでいるメーカーでもあります。

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Subaru 1000 die-cast KONAMI china 1:64

スバル360の登場は、国産車を語る上ではとても重要なことなのです。ゼロから出発にほぼ近い状態でありながら、それまで高嶺の花だった自動車を一般庶民の身近なものにしたという点でかなりの貢献を果たしましたが、この車が「和製ビートル」とも言うべき完成度の高さを誇っていたのです。1958年に登場した「てんとうむし」ことスバル360には、この時期の自動車メーカーに散っていた、かつての戦闘機技術者たちの中でも軽量化のエキスパート達の魂が込められているのです。

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Subaru 360 die-cast KONAMI china 1:64

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Subaru 360 die-cast DyDo china 1:64

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Subaru 360 custom die-cast tomytech china 1:64

この頃、世界中でRR方式が流行していましたが、これは1938年5月に最終量産モデルを発表しているVW Kraft durch Freude いわゆる「ビートル」が、戦後の世界的大ヒットを飛ばしたことが一因だったのだと思います。後にスバル360のコンポーネンツを流用して「サンバー」というバンを登場させている辺りにも、そのことがうかがえます。何しろ、同様にVWにもサンバーというバンが存在するからなのです。

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VW beetle police die-cast hongwell china 1:72

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VW sambar die-cast hongwell china 1:72

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Subaru Sambar die-cast tomytech china 1:64

実は1940年には日本でも既に雑誌で紹介され、ポルシェが生み出したRRの傑作が、空冷か水冷かの違いこそあったものの、その後の日本でのRR車の台頭を引き起こしたのでしょう。それまでFRが主流になりつつあった中で、生みの親でもあるポルシェ博士が大衆車にもRRを起用した理由の一つとして、ヒトラーや軍部のRRへの拘りが挙げられることもあります。エンジンが後方にあることによってドイツの軍用車両は前方からの被弾に強かったとか、空冷だったことによって整備性に優れていたとか言われていますが、実際、RRにはFRと比べた際、あるいは後発するFFと比較しても日常的には特別なメリットはなさそうです。しかし、現在でもホンダバモスやスバルサンバーなどの軽貨物やスマートや三菱Aiの様にスペース的なメリットやエンジンが運転先から離れることによる遮音性を売りにしたRR車が存在していることを考えると、一概にそうとばかりはいえません。

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